乱用薬物とは、使うことで体や心に悪い影響を与えたり、やめたくてもやめられなくなる薬のことです。
覚醒剤
MDMA
危険ドラッグ
コカイン
近年、大麻を使って、警察に捕まる人がとても増えています。特に10代や20代の若い人が多く、大きな問題になっています。
一度使うと、体や心に悪い影響を受けるだけでなく、やめるのが難しくなってしまうこともあります。
大麻は持っているだけでも罪になります。
大麻
大麻リキッド
大麻キャンディー
大麻クッキー
出典:厚生労働省「薬物乱用防止読本「健康に生きようパート38」(青少年向け)」(令和6年度)
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薬の乱用とは、薬を不正な目的や方法で使用することを言います。
咳止めや風邪薬などの市販薬を大量に飲むことも薬の乱用になります。これを「オーバードーズ」といい、最近はSNSや友だちからの誘いがきっかけで、オーバードーズをしてしまう若い人が増えています。
薬を飲みすぎることで、めまいや吐き気が起こったり、ひどい場合は意識を失うこともあります。さらに、脳や神経が正しく成長しなくなり、思考力や記憶力が低下することもあります。
薬物は「依存性」をもつため、一度使うとやめるのが難しくなり、「もうやめよう」と思っても、自分の意志だけではやめられなくなってしまうことがあります。それが「依存症」です。
依存症になると、体や心に悪い影響が出たり、普段の生活がうまくできなくなり、学校や友だちとの関係にも悪い影響を与えてしまいます。